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実録娼婦物語その1

男はそのまま道なりに走り、枯れ草の生えた1画を通り
かかったところで速度を緩めた
「ここでも客待ちできるぞ」
歩道のない道路で、街灯もない。夜中にこんなところで一人
でたっているのがどんな感じか、想像もつかなかった。
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「値段を教えたら、『乗れ』といわれるか、だまっていっちまうか
 のどちらかだ。車に乗ったら『ボッカ・オ・フィカ』って聞け
『口かあそこか?』って意味だ」
その言葉をきいただけで胸がムカムカして吐きそうになった。

実録娼婦物語2

月曜日の夕方7時ころ、男は私に服を渡して着るようにいった。
私が泣いているのに気が付くと、乱暴に髪の毛をつかんでゆさ
ぶりながらいった
「おい、いい加減にしろ。さっさと化粧を直して髪を整えろ。
 金を出してそんな女とヤリたがる男がどこにいると思ってるんだ?」
渡された服をみにつけているとまた涙が出てきた。テカテカした
安っぽい生地で、超ミニ丈の黒のフレアスカート、それに品のない
トップスとガーターレスのストッキングに膝丈ブーツだ。着替え終わる
と指示されたとおりのメイクをし、髪を整えた。バスルームの鏡に
映ったのは別人の私だった。

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毎晩道端で次の客をまっているとき、わたしの心は真っ二つに引き裂かれていた。一方
ではもう誰とも寝なくててもいいように車が一台も止まらないことを祈り、もう一方では男
を満足させるだけのお金を稼げるように1台でも多く止まって欲しいと思っていた。

それならいけるんじゃないか?

よし、そのくらいの覚悟があればいっぱい
客をとれるだろう、今度こそ頑張れよ!

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山々田花子

Author:山々田花子
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